
「 泡 沫 」
タペストリー / 45×90(cm)
風に舞い、真っ白に輝き消えゆく春の精霊。
この作品は、桜の花びらがはかなくも散る時に
精霊が宿るような、キラキラとした光に包まれる感じを表したくて描いたものです。
顔料が不透明に重なることによる光の反射を利用して
白い部分は、ツヤ消しのペンキを使用してみました。
また下地に銀グレーを塗ることで、光の奥行きを出しています。
只今出展しております展示会では、Tシャツの背景としての絵画の新作は
このタペストリー1点のみとなりますが、
前回見逃した方に、屏風2点とタペストリー3点も出展しています。
ゆったり見れる白壁の広い空間で、会場が変わると
作品の表情が違って見えるのがまた面白いところです。
是非、生で体感して頂きたく思います。
- 花 音 日 和 2012-04-04 / Category
- 作品 / タペストリー・屏風