
今日から始まりました、
森のしずくvol.4展。
花音からは、手描きTシャツと季節ものアウターと
今回新たに描き足した6曲1隻の屏風作品を出展しています。
屏風は6枚のパネルが折れ曲がることで、
見る角度によって、木のうねり具合の違った表情が見え
屏風ならではの面白さがあります。
是非、会場でご覧ください。
「 大 樹 の 子 守 唄 」
月明かりに照らされて
葉が風に揺られてささやき
木がひしめきうねりを立てる
森を見守るかのように
静かに響く子守唄。
ずっと昔から
そして永遠に-。
- 花 音 日 和 2014-10-03 / Category
- 作品 / タペストリー・屏風

先月、芽吹きをイメージして描いた、170×40cmのタペストリーの作品。
普段はTシャツの制作で全く手が回りませんが、たまにはキャンバスを変えてみるのも面白いです。
カナダで沢山の芽吹きがあることを願ってー。
- 花 音 日 和 2014-06-03 / Category
- 作品 / タペストリー・屏風

中崎義山 glass&gallery
中屋 さんから頼まれて描きました、77cm×150cmの暖簾。
プライベートルームとの仕切りのところに、いい感じで設置してくださっていました。
近くにお越しの際は、是非素敵なグラスと合わせてご覧ください。


これは、最初に太い幹のアウトラインを絵描いてから、
暈しを入れて、細かい枝で余白を埋め尽くしていく工程。
いったん、手と頭を一日置きながら… 煮物と同じように一度冷ましてから、
味を染みこませていくように仕上げていきました。
一般的には枯れ木というイメージがあるかもしれませんが、
これは寒い冬を越して春にむけての温かい作品であり、
枝の先に無数にあるのは新芽を表しています。
沢山、芽吹かせる想いを込めて。
- 花 音 日 和 2013-12-22 / Category
- 作品 / タペストリー・屏風

「 トキワカンザシ ♯2」
タペストリー / 45×90(cm)
寒さの中に灯す、春へつなげる小さな実。
はるはなね展の時に制作した作品のリメイクです。
春をテーマとしたSpring Emotion展での出展で、春の陽気に包まれるような感じにしたく
赤い実がまるで花のように咲き乱れるように、より赤く染め直して華やかにしました。
只今会場では、桜のタペストリーと並んで春の温度を上げています。
- 花 音 日 和 2012-04-06 / Category
- 作品 / タペストリー・屏風

「 泡 沫 」
タペストリー / 45×90(cm)
風に舞い、真っ白に輝き消えゆく春の精霊。
この作品は、桜の花びらがはかなくも散る時に
精霊が宿るような、キラキラとした光に包まれる感じを表したくて描いたものです。
顔料が不透明に重なることによる光の反射を利用して
白い部分は、ツヤ消しのペンキを使用してみました。
また下地に銀グレーを塗ることで、光の奥行きを出しています。
只今出展しております展示会では、Tシャツの背景としての絵画の新作は
このタペストリー1点のみとなりますが、
前回見逃した方に、屏風2点とタペストリー3点も出展しています。
ゆったり見れる白壁の広い空間で、会場が変わると
作品の表情が違って見えるのがまた面白いところです。
是非、生で体感して頂きたく思います。
- 花 音 日 和 2012-04-04 / Category
- 作品 / タペストリー・屏風

「 トキワカンザシ 」
タペストリー / 45×90(cm)
寒さの中に灯す
春へつなげる小さな実。

「 はじまりの朝 ♯2 」
タペストリー / 45×90(cm)
もうすぐ夜が明ける。
天を仰ぐ はじまりの朝。

「 故 郷 」
タペストリー / 45×90(cm)
移り変わり
変わりゆく
変わらない景色。
- 花 音 日 和 2012-01-12 / Category
- 作品 / タペストリー・屏風

「 跳 天 」
屏風 / 185×79(cm)
大地の息吹、天までとどけ。
2曲1隻の屏風です。
辛い時、空を見上げ
背伸びをしてほっと一息入れた時のような
何か希望が感じられるような絵が描けないかと試みてみました。
樹の下から空を見上げたところを
やや抽象的な表現を用いて、空への抜け感を表してみました。
樹が空へ向かって伸びるように。
沢山の枝がひしめき合いながらも育つように。

1/22まで「はるはなね」展、花音で展示中です。
- 花 音 日 和 2012-01-11 / Category
- 作品 / タペストリー・屏風
「響 hibiki」展で、自然をモチーフとした中で、
生命の息吹が感じられるような響きだすような作品が出来たらと
今回、初の試みで制作をしました6曲1隻の屏風です。

「 大 樹 の 子 守 唄 」
月明かりに照らされて
葉が風に揺られてささやき
木がひしめきうねりを立てる
森を見守るかのように
静かに響く子守唄。
ずっと昔から
そして永遠に-。
大切な地球、豊かな森を願って。
私が小さい頃、山育ちでもあって、
木が風でゆらぎ、ひしめき合う音をよく聞きました。
今では、店前の白龍大神さんのイチョウの木が夜になると
時々大きな音を響かせます。
木の音などを聞きながら寝るのが
ある意味、子守唄のように癒され
そして自然界からのメッセージを感じます。
目先の便利さやお金儲けだけを優先した考えから
ちょっとだけでも自然に感謝をして思いやりを持って
世の中が変わっていけたら…。
太古からの自然界の秩序を乱すことのないように
これからの未来へ、出来るだけバランスを保って大切に
していきたいという思いを込めて絵描きました。

この作品は、精霊が宿るガジュマルの木をモデルにイメージしています。
木の力強さ、たくましさを表したく、筆が走る勢いを使って
下書きをせずにダイレクトに想像で描き上げました。
そんな中で、単に1枚の絵として描いたのでは屏風としての意味が無いと
全体のバランスを考えながら、凹凸に曲がることを計算して
6枚それぞれの単体面だけでも絵になるように構図をとって連動させていったことが
静と動の表現をより面白くし、屏風としての立体感が出せたと思います。
見る角度によって、木のうねり具合の違った表情が見え
屏風ならではの面白さがあります。


また、通常では出来上がった絵を屏風に貼る為、屏風の曲がる結合部分は
絵が切れてしまいがちなのですが、
絵が切れるというか、隙間の余白が目立つことがどうしても許されなかったので、
先に屏風に地を貼って、後から絵を描くという手段を用いることで
結合部分の隙間まで絵を描いています。
そして、この屏風は紙ではなく、布地に抜染で描いているので
布ならではの温か味と、抜染独特の色合いが
他ではなかなか見られない風合いとなっています。
- 花 音 日 和 2011-10-06 / Category
- 作品 / タペストリー・屏風

「春はもうすぐ」
タペストリー / 45×90(cm)

タペストリー / 90×45(cm)
寒さの中でじっと耐えて芽を温める。春はもうすぐだから-。
生命の力強さを、四方八方に延びる枝で表現してみました。
「眠らない花」
タペストリー / 45×90(cm)
睡蓮。夜は花を閉じることから眠る花とも言われているけれど
静けさの中で咲く華の美しさは、心の中では眠ることなく永遠に。
「満月に寄せて」
タペストリー / 45×90(cm)
月は描いてはいませんが
月明かりに照らされた蓮花を背景に、満月の夜に
心が満たされる想いをイメージしています。
何光年もの彼方から輝く星に希望をもらって-。
以前描いた「満月に寄せてTシャツ」がタペストリーになりました。
はるはなね展で過去のタペストリー作品と合わせて
お披露目したいと思います。
是非、見にきてね!
- 花 音 日 和 2011-01-06 / Category
- 作品 / タペストリー・屏風

「青龍」
タペストリー / 45×90(cm)
四神の一つである、龍の中でも青龍は、東方を守護し季節は春とされています。
2011年新春、お部屋の東方にお守りとしてどうでしょうか?

今回、守り神として、龍が見つめ見守るイメージで正面から絵描きました。
麻布を抜染し、青を挿してます。
目と角には金を使い、角の方は金に墨を混ぜることで
落ち着いた渋めの金色になりました。
また抜き色にも墨を入れて、グラデーションの色味に幅を持たせてみました。
今日から『彩珈桜ギャラリー』さんで行われている「
竜」展に出展しています。
微妙な色の趣を、是非、生で味わいに見に来てくださいね。
龍→竜。様々な幅広いイメージで楽しめますよ。
- 花 音 日 和 2011-01-05 / Category
- 作品 / タペストリー・屏風

「鳳凰」
タペストリー / 35×128(cm)



描いていたところを、ちょうどBobbyさんが来られて激写w
水をはじきやすく滲みやすい生地だったので抜染が思うようにいきませんでした。
こればっかりは色を抜いてみないと解らないところで、急遽、抜染を出来るだけ活かして
後から金赤の顔料を足すことにしました。
この、描きながら、その時その場の布とのテンションに向き合うドキドキ感が結構好きだったりします。
タペストリーのリクエストオーダーは、
店としてのシステム化がまだ出来ていない為、今のところお受けしていないのですが
病院で寝ている子供さんにプレゼントをしたいということで
先日、島根県からいらして下さった方がいて
どうにも励ましたい気持ちでいっぱいになり描かせて頂きました。
ありがとうございました!
思いが届くといいな… 元気だしてね!
- 花 音 日 和 2010-12-08 / Category
- 作品 / タペストリー・屏風

「白龍大神」
タペストリー / 45×70(cm)
こちらはオーダーで、うちの店横にある白龍大神さんを描かせて頂きました。
本当は猫ちゃんも入れたかったけど、あまり絵にストーリーが方向付けられ
ないようにシンプルにしました。
猫が木陰で休んでいたり、四季折々色んな鳥や虫たちも白龍さんに訪れます。
しっかりと根を持ち、ここの地をじっと見守ってくださっています。
強い日差しに溶け込むかのような蝉時雨。
- 花 音 日 和 2010-08-23 / Category
- 作品 / タペストリー・屏風

「藤の川へ」
タペストリー / 45×90(cm)
天の川にきらめく星のように宙に連なる藤の花。
遥か彼方へ紫雲が導く安らかさを想い見上げて。


夜の月明かりに照らされる藤の花に幻想的な宇宙を感じ
地と藤の花の境に、川が流れるイメージで作りました。
光輝く様子を無数の点で表現し、中間色の引き色である紫色が
平面的にならないように色幅を広く用いて絵描きました。
近くで見ると、複数の色の重なり合いが見えて面白いですよ。

「長い一日」
タペストリー / 45×90(cm)
陽が昇り沈み繰り返される中で
一日一日を重ね長く伸び続ける竹。
一日を重んじて、一瞬の短さでなく「長く」という表現で
竹に重ねて絵描きました。日々を大切にしていきたいという
思いを込めた作品です。


夕陽の現実的なシーンとは対照的に
空と竹を暈し重ねるなど
時の経過をスライドしたように動きを出せたらと思い
やや印象的な形で表現してみました。
夕陽の部分は、麻布地をほんのりと焼き焦がして
色を出しています。

「思い出の夏」
タペストリー / 45×90(cm)
西からの風が、夏の思い出をやさしくなでながら
そっと教えてくれる、始まりの日。


まだ暑い日、すでに自然の中では秋が始まっていた。
気持ちの切り替えが出来ない中、
やさしい風が、思い出として教えてくれ
気持ちを新たに移り変わらせてくれる。
夏から秋に向けての状況を背景にした作品です。
展示会「なごみのひと時」に出展の作品からでした。
- 花 音 日 和 2010-06-21 / Category
- 作品 / タペストリー・屏風

「True Shade」
タペストリー / 44×59(cm)
ほおずきの実が天然のランプシェードのように、自然光を透かす。

「雨あがり」
タペストリー / 44×59(cm)
雨に潤わされて。そして日差しを浴びる自然の恵み。

「飛躍の時」
タペストリー / 44×59(cm)
お陰様で「はるはなね」展~タペストリー展、終了致しました。
ありがとうございました!
展示会は、ひとつの節目として終了しましたが
自分の中では、まだまだエンドレスに続いています。
新年最初の展示会として、昨年とは違ったことがしたいという意識が特に強い中
今回、表現方法において、今までとは違ったことを沢山試みることができました。
PVを作ったりもねw
これを切っ掛けに、今年いっぱい、また色んなことにチャレンジをして深めていき
そして来年、さらなる「はるはなね 2011」展が出来たらと思っています。
今後とも、どうぞよろしくお願い致します。
- 花 音 日 和 2010-02-04 / Category
- 作品 / タペストリー・屏風

「切り株を癒す鷲」
タペストリー / 38×79(cm)
切られてしまったけれど、こうして止まり木として休むことができる。
一緒に風を感じることも。
この大きな羽で冷たい風をさえぎることも。
そして、切り株は強くて大きな岩になることも。
この作品は、脱色と白の顔料のみで描いています。
すごく、にじみやすい生地だったので、思うようにいかず苦労しました。
特に切り株と鷲の爪部分だけは、にじませたくなかったので
筆が布の表面にかすれる程を重ねたり
途中、布との勝負であきらめかけていました。
でも、下書きのスケッチで何度も鷲のフォルムに拘り修正して書き直し続けただけに
どうしてもやりとげたく最後まで仕上げました。
結果、逆にこのにじみ具合が、かえって独特の質感と味になったような。
- 花 音 日 和 2010-01-31 / Category
- 作品 / タペストリー・屏風

「珀爛の月」
タペストリー / 45×95(cm)
春爛漫。
しだれ桜と、満月の一期一会。
舞い散る前のはかなく、白く輝くたった一度の一夜。


今回、月は絵描いていませんが、月明かりを花に映して表現しています。
また、薄い墨色を何層にも重ね、明るく輝く部分は、生地白と脱色の白
顔料の白で、それぞれ何層にもグラデーションをかけて
花びらのやさしい感じと、奥行き深みが出せるように試みてみました。

「訪れ」
タペストリー / 45×95(cm)
春の訪れと共に、メジロが訪れる。
姿を隠していた色んな生き物たちが動き出し
ひだまりがしゃべり出した。


今回モノトーンな作品が多くあります。
色がどうしても語ってしまう色の固定概念を無くし、人それぞれが持つ色の
イメージを想像の中でより膨らますことができたらと思い試みてみました。
- 花 音 日 和 2010-01-30 / Category
- 作品 / タペストリー・屏風

「はじまりの朝」
タペストリー / 59×44(cm)
太陽が昇り始めて
夜から一変して明るく広がっていく景色の移りを表現したく絵描きました。
一日のはじまりから、色んなはじまり。希望や色んな想いを込めて。
- 花 音 日 和 2010-01-23 / Category
- 作品 / タペストリー・屏風

彩珈桜さんの真っ赤な壁に。

「昇りハブ龍」
タペストリー / 35×128(cm)
タペストリーの新作です。
ご近所で仲良くさせてもらっているお店
遊郭風カフェ・バー
『昭和カフェサロン・彩珈桜』さんからの
リクエストでお店に飾って頂いてます。
こだわりのある素敵なお店で
ギャラリースペースを兼ねていて色々と楽しめます。
スタッフやお客様同士で気軽におしゃべりが出来て
どこかアットホームな空間。
是非、よかったら足を運んでみてください。
- 花 音 日 和 2009-12-14 / Category
- 作品 / タペストリー・屏風

うちの店を表通りに出たすぐ向かいにある「うてな喫茶店」。
ここのマスターからのオーダーで以前描かせて頂いた「海月の襖絵」。
夕暮れ時の風を感じながら、ゆったりと珈琲を頂きました。
通りを歩きゆく人たちがスローモーションのように映る。
珈琲の深い香りと味が時々リアルに現実と交差する。
つい時間が経つのを忘れ、まるで海月のように浮遊してしまいました。
- 花 音 日 和 2009-06-27 / Category
- 作品 / タペストリー・屏風

「ひなたぼっこ」
104×139(cm)
リクエストがあったので、そのサイズに合わせて描き加え、
バージョンアップしてみました。

- 花 音 日 和 2009-02-19 / Category
- 作品 / タペストリー・屏風
「はるはなね2009」Kitchenさんで展示していましたタペストリーの作品より。

「ひなたぼっこ」
108×176(cm)

「かくれんぼ」
98×158(cm)

「瀞 -昇り鯉」
98×158(cm)
- 花 音 日 和 2009-01-27 / Category
- 作品 / タペストリー・屏風

店の前にある、白龍大神さんの絵を描いてほしいと
リクエストがあって描いたものです。
こちらはTシャツではなく、ミニタペストリー。
記念に写真を。
そして、白龍さんにあるイチョウの木。
道いっぱい沢山の銀杏で、かなり香ばしいですが
ここの白龍さんの銀杏は、かなり大きくて
もちもちしてて美味しいです。
ごちそうさまでした!

- 花 音 日 和 2008-11-11 / Category
- 作品 / タペストリー・屏風
|
Home |