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立谷英也 陶芸展

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食とそのまわり~酒を喰らう~
立谷 英也 陶芸展

■日時 10/31(土)~11/23(祝月)
     平日12:00~20:00 土・日・祝11:00~18:00 木曜定休

■場所 花音 hanane t-shirt living
      大阪市北区中崎西1-9-6
      Tel. 06-4802-8488

     「地図」  ・地下鉄谷町線「中崎町駅」④出口から徒歩約3分



陶芸工房 りらく」で工房・教室を持たれている立谷さん。
料理を作るのが好きで、料理に合う器をとイメージをして陶芸をされています。
今回は、楽しめる食卓。料理をする人、もてなされる人。
みんなで囲む食卓がテーマとなっています。
そして美味しいお料理には、美味しいお酒も呑みたくなるもので
日本酒に合う器が主に出展されます。
陶器はもちろん。お料理、お酒の話で盛り上がりそうです。

立谷さんとの出逢いは、2005年に行なわれた、とある陶芸の展示会で
その場の空間演出で壁面をTシャツで飾らせて頂いたのが切っ掛けでした。
おだやかな物腰ながら、作品の内にシャープに秘められた熱いものを感じました。
その時にゲットした黒に透き通るような青い色が入った器は、今も大切に使わせて頂いてます。
使い手を考えて、もの作りをされているスタイルは流石です。
またまた、やりよります!


※オープニングの10/31(土)~11/3(祝火)は
2009 アートフェスティバル「中崎町秋まつり」
を開催!
毎年、全国で活躍する作家さんと共に「やわらぎうつわ」としてアートフェスティバルに
参加の立谷さんが、今年は個展として花音で行うことになりました。
ご近所の27店舗で様々な催しが行われますので、合わせてお楽しみください。

※会期中11/14(土)18:00~は、殿山義夫さんによるケーナのライブもあります!
チャージ1000円。(1ドリンク付き)
南米の竹笛"ケーナ”。なんとなく懐かしい気持ちになれる独奏ライブです。
是非、ゆったりと秋の夕暮れを楽しんでみてはいかがでしょうか。


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沢山の作品が並ぶ中で、個人的に気になるお猪口。
一見、口当たりが厚めのようですが、
上部がスライスされたようにシャープになっています。
ということは、感覚的に下唇にやさしい感触でありながら
舌の触感の何らかのところにピンポイントで
お酒がシャープに入り味わえる仕組みになっているのではないか・・・?

そんな勝手な想像をしながら楽しく観させて頂いていたのですが、
ふと、お値段を見て驚きました。
とにかく、お安いのです!
失礼ながら立谷さんに尋ねたところ、とにかく皆さんにどんどん使ってほしいからとの事でした。
作品への心を込めたこだわりとプライドはすごく高くありながら、なんと器の広いことでしょう。

是非この機会に、立谷さんの器を味わってみてはどうでしょう。



立谷さんの想いが込められた作品のことについて

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今回見所のひとつは、
特にそれぞれ器の足もと部分にあります。
人も同じく足元からと言うように・・・?

先日、立谷さんとお酒を呑みながら色々とお話を伺いました。
ある適度に形を作った後に、そこからなんとレイコンマのミリ単位までこだわって
削るという工程を重ね、微妙なフォルムのラインを創っているそうです。
そう。このラインは削らないと出来ないんです。
この足しながらの引き算のプロセスは、抜染という花音スタイルと似ているかも-。
なんて。

さらに裏といった見えないところまで、丁寧に作られていて
立谷さんの誠心誠意ある“心を感じました。


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こちらは、直径約30cmほどの大きな器と六角皿の、とても存在感のある作品です。

展示会のテーマとなっている“みんなで囲む食卓”に、まさにふさわしい作品です。
大きな器に盛り付けをして、食卓を囲んでお料理をみんなで楽しく食べたいですね。
このご時世ですが、だからこそ 大切に見直さないといけないテーマであるように思ったりします。

お猪口やコップなどの作品には
人それぞれの個性を大切にするからこそ、あえてペアというお揃いの同じものはありません。

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立谷さんの作品で特に目を引くのが、この独特のブルーの色です。
単なる藍色の濃淡でなく、微妙な色が混ざりながら深い色味を出しています。

話を伺うと、孔雀という釉薬を独自にブレンドし4回も重ねるそうです。
ようやく8、9割の確立でこの色が出せるようになったらしく
必ずしも出せる色ではないそうです。
そのブレンドは計ったりするのではなく、すべて感覚で調合していくそうです。
マニュアルに頼らず、感覚で仕事をすることで、いざと言う時に応用が利くからだそうです。

この話を聞いた時に、なんとなく解るような気がしました。
例えば、毎日の料理で調味料をいちいち計って入れないのと同じようなー。
花音のTシャツも、確かに脱色剤などの調合を計ったりしないし、
天候などの乾燥速度によって常に水分率が変わり色が変わりますが
その時に応じて感覚で出来るのは、立谷さんの言われる応用が利くということなのかも
しれません。・・・余談になってしまいましたが。

23日までですので、この機会お見逃しなく。
是非、生で手に触れて味わいにいらしてくださいね☆






  1. 2009-11-18 / Category
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Tei Kobashi

Tei Kobashi
衣を通して心のつぼみに「花」が咲くような想いになれたら。「音」が響き渡るように伝わることができたら。人肌そしてハートに近い「T-shirt」。肌感覚で身にまとって「Living」。世界でたった一つの大切な個性があるからこそ、自分だけのオリジナルで生活を楽しく優雅にできることを願って。

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