

只今開催中の響展は半ばを迎え、残り後1週間となりました。
会場は大きな窓からの自然光が沢山入り、広々としたとても気持ちのいい空間です。
テレビ番組「大改造!!劇的ビフォーアフター」に出演されていた匠、水谷嘉信さんが手掛けられたそうで、
ゆったりとした気持ちにさせてもらえる会場も見所の一つです。

入口を入ってすぐに金魚の作品が会場へと導きます。

そして、DMに載せていた金魚の作品と、富永さんの「洋梨」の作品が最初に。
こちらはパフューム入れになっています。

会場入って右側は、新作の睡蓮と蓮の作品。


ベジタブルをイメージして作られたと言われる、鮮やかな色がとても綺麗な「ベジベジ」という作品や、
海月を連想しそうな、シンプルにガラスの透明感が美しい「カタマリ」という作品など
Tシャツに並んで瑞々しい構成になっています。

正面窓側には逆光となるのもあってTシャツは飾らず、
富永さんのコーナーですっきりと。
「ミズタマリ」をイメージした器の作品など、
窓から光がガラスに透過して面白い表情を出しています。

「キロク」という作品は、ガラスの中に貝やウニなどが真空によって宙に浮いた状態で
閉じ込められていて印象的な作品。


こちらは孔雀を中心とした鳥のコーナー。
フクロウの下には、オカリナという作品があり、鳥と奏でそうなイメージです。

今回特に人気のチュニックTシャツの孔雀。
とってもお似合いでした。


こちらは海のコーナーでまとめました。
蛸が3枚並ぶとかなりインパクトがあります。

その下には、ウニに種が付き花が咲くという物語の作品。
「ウニとくものたね」と「ウニとくものはな」
独特の質感と愛らしいフォルムが魅力的です。


今回初のガラス作家さんとのコラボでしたが、
ガラスの質感は布との相性がとても良く、
今回Tシャツは、透明感のある色にこだわったのもあって、
富永さんのガラス作品といい感じで響き合っています。
そして、会場が変わると作品の映え方が変わって、また違って見えるのが面白いところです。


是非、生での質感や色合いを会場でご覧頂きたく思います。
- 花 音 日 和 2014-07-25 / Category
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