
「珀爛の月」
タペストリー / 45×95(cm)
春爛漫。
しだれ桜と、満月の一期一会。
舞い散る前のはかなく、白く輝くたった一度の一夜。


今回、月は絵描いていませんが、月明かりを花に映して表現しています。
また、薄い墨色を何層にも重ね、明るく輝く部分は、生地白と脱色の白
顔料の白で、それぞれ何層にもグラデーションをかけて
花びらのやさしい感じと、奥行き深みが出せるように試みてみました。

「訪れ」
タペストリー / 45×95(cm)
春の訪れと共に、メジロが訪れる。
姿を隠していた色んな生き物たちが動き出し
ひだまりがしゃべり出した。


今回モノトーンな作品が多くあります。
色がどうしても語ってしまう色の固定概念を無くし、人それぞれが持つ色の
イメージを想像の中でより膨らますことができたらと思い試みてみました。
- 花 音 日 和 2010-01-30 / Category
- 作品 / タペストリー・屏風