
昨日は、今開催中の立谷さんの陶芸展による
殿山さんが奏でるケーナのライブでした。
店の入口から中へ、立谷さんの素焼きの器にキャンドルを灯して
皆さんをお迎えしました。

ケーナの生音は、この秋の夜にぴったりで
殿山さんの息づかいによって出される竹笛の音色は
静かな山脈や渓谷にこだまする澄んだ鳥の声のように響きました。
アルゼンチン民謡をはじめ、様々な楽曲を演奏して頂き
中でも「コンドルは飛んで行く」は、殿山さんオリジナルのアレンジで聴かせてもらい
まさに広大な空を飛ぶコンドルの景色が目に浮かぶようでした。
どこか切なく孤独なようで希望に満ちた明るい音色は独特で
今でも頭の中でこだまするかのように思い出します。
殿山さんは、ケーナに魅せられて15年も奏でられ
そんなケーナへの熱い想いが、花音の空間に静かに響きわたる素敵なひと時でした。
お越しくださいました皆さん、殿山さん、立谷さん、ありがとうございました。
- 花 音 日 和 2009-11-15 / Category
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