花 音 日 和


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花音便り / 5月19日 イロハモミジの種

花音便り イロハモミジ


薫風を運ぶテイカカズラの白い風車にイロハモミジの竹トンボ。

庭のイロハモミジのすぐ横にまでテイカカズラが蔓を延ばしてきました。
テイカカズラの白い花は、イロハモミジの種を遠くへ飛ばそうと風を送っているみたい。
美しい光景ではあるが、独占力の強いテイカカズラはイロハモミジに他所へ行けと言わんばかりに警告しているようにもとれる。
奥に生えているエノキはすっかり乗っ取られ、伐採できる規模ではなく深刻な問題。
冬になり、テイカカズラはイロハモミジの後を追って種を飛ばすだろう。
時は変えられない。
今ある景色を記憶に残そう。

頑張れ、イロハモミジ。
飛べ、イロハモミジ。




~ 花音便り ~
花音(はなね)の作家、Tei Kobashiの作品背景となる自然観察記録です。
兵庫県加東市の暮らしの中で、自然とふれあい発見したことなどを綴っています。


花音 hanane t-shirt living

花音便りを本にした第二弾【花音 "旅する植物"】が出来上がりました。
植物の歴史や背景を知った時に植物を見る目が変わり面白かったことを1冊の本にまとめています。
詳細は写真をクリックしてショップページでチェックしてください。



以下 前の投稿



花音便り / 5月18日


ケテイカカズラ

ケテイカカズラ

花音便り ケテイカカズラ


庭の木のあちこちに白い花が。
まさかテイカカズラ?と思って拡大して撮ってみた。
テイカカズラ(定家葛)は、藤原定家が死後も恋人のことが忘れられず定家葛となって恋人の墓に絡みついたという伝説の謡曲「定家」が名前の由来になっている。
色んなものに絡みついてすごい勢いで成長し、種をまき散らして増えるつる性の木。

調べてみて同種のケテイカカズラと分かったものの厄介なのは同じ。
テイカカズラに比べてケテイカカズラは雄しべは外から見えない、花筒の細い部分がやや短い、といった違いがあるようです。
家の奥に生えている木は20m近くあるのに、上の方まで絡みついて枯らしている。
恐ろしや~。


花音便り テイカカズラ

テイカカズラ


家の近くで他にも生えていた。
花から雄しべが見えているので、テイカカズラ。
横から見ると、花筒の細いところと太いところが同じ長さなのでケテイカカズラ。
でも、花柄に毛がないのでテイカカズラ。
つまりこれは?
テイカカヅラの園芸種か変異かな。
どちらでもいいのだけどね。
そう。どちらでもいい!
とにかく増えるのは困る・・・。

テイカカズラはジャスミンに似た香りということで苗が売られているが、この勢力を知ったら後悔するだろう。
また、同じ仲間のトウキョウチクトウ(トウテイカカズラ)も、スタージャスミンという素敵な名前がつけられて流通している。
グランドカバーや緑のカーテンとかいわれているが・・・いやいやいや(笑)

庭の緑のカーテンを早く何とかせねば!



花音便り / 5月17日


花音便り メキシコマンネングサ


陽に包まれるように群生していた綺麗な花。
メキシコマンネングサというらしい。
メキシコで発見されて名付けられているが、原産地が定かでなく渡来時期も不明の花。
マンネングサの園芸種が日本に逃げ出してあちこちで野生化しているといわれている。
よほど日本が居心地いいのだろう。

苗が売られているらしいがどうなんでしょう・・・
見た目は綺麗なんだけれど、この繁殖力といい、得体の知れない逃亡者に危険を感じるのは私だけ?



花音便り / 5月16日


花音便り ハハコグサ


このたび両親と暮らすようになって、歳を重ねるごとに情をより感じるようになった。
白い綿毛に包まれた優しい花姿のハハコグサ(母子草)。
「いつも想う」「無償の愛」「忘れない」
母が子に対する愛情にあふれた花言葉を持ち、子としても同じように母を思う。

ててごとははごとごとごとと、いっこくばしでまてばよい~

【メモ】
春の七草のゴギョウ(御形)、オギョウ。
縄文時代後期にムギ栽培とともに中国大陸から朝鮮半島を経て渡来した史前帰化植物のひとつといわれている。
ハハコグサ(母子草)の花は黄色で、葉はへら形で花時のロゼット葉がない。
チチコグサ(父子草)の花は茶褐色で、葉は細長く花時のロゼット葉がある。
セイタカハハコグサ(背高母子草)は背が高く、花はくすんだ黄色で、葉は先が尖った線形で花時のロゼット葉がない。



花音便り / 5月15日


花音便り オオキンケイギク


今年もオオキンケイギクが咲き出しました。
昨年よりも八重咲きが多く勢力を増している様子。

環境省より栽培が禁止され駆除するようにいわれているが、伊藤環境大臣を駆除した方がいいともいわれています。
特定外来生物として日本の生態系に悪影響をおよぼすおそれがあるのは一目瞭然。
それはそうと、最近では増殖を抑えつつ活用する方法として染色が注目されていたり、抗がん作用のある物質が含まれているなど研究がすすめられているそうで、とても興味深いです。
フラボノイドが含まれているので入浴剤とかははどうなんだろう。
何か使えたらいいのだけれど・・・。



花音便り / 5月14日


花音便り オニタラビコ


この時期、里山では様々な黄色い花が辺りを染めます。
オニタビラコもその一つ。
写真は記録用として~
蕾の状態から朝に開いて午後に閉じて萎む時には赤くなる、開きっぱなしでない様子が一目で分かるので。
茎は長いものは1m近くもあり、けっこう存在感がある。
まるでタンポポの子どもたちが展望台で群がっているみたい。
実はなんと!
こんなに可愛いけれど、この子は赤鬼ということが分かりました。
最近の研究では、細い茎を何本も立たせるアオオニタラビコ(基本種)と、太い茎を1本立たせるアカオニタラビコの2種に分けて呼ばれるようになったとか。
そして中間的な姿をしたものは、両者の雑種としてアイオニタビラコと呼ばれているそうです。
赤鬼と青鬼にあいのこですね。
へえ~。



花音便り / 5月13日


花音便り トベラ


今日は展示を提案して頂いている神戸のお店にご挨拶をして~大阪で縫製の打合せ。
どこでもドアがあればいいけれど。
扉の木(トベラ)
長らくお待たせをしていた新商品を今年の夏には発表したいところ。

【メモ】
枝葉は切ると悪臭を出し、節分にイワシの頭などとともに鬼を払う魔よけとして戸口に掲げられた風習があったことから「扉の木」と呼ばれたことからトベラと名が付いたらしい。お花はいい香りがする。



花音便り / 5月12日


花音便り ニワゼキショウ

ニワゼキショウ


初夏の花、ニワゼキショウが咲いていました。
陽が当たると花開き、夕方になると小さな丸い実を残して萎む一日花。
(花の横にある丸くてつややかに光っているのが実)
子供の頃から身近に生えていた花で珍しくはないが、今になって見ると改めて綺麗な花だなと思う。
花びらに入っている紫のすじが凛として、赤紫と黄色の組み合わせが上品で風情がある。
3本すじが内花被片で「花びら」、5本すじが外花被片で「がく」に当たるらしい。
このすじが有るか無いかで趣きがだいぶ変わるので、絵にする時はここは外したくないところ。
いつか描いてみたい花の一つ。



花音便り / 5月11日


花音便り ヘビイチゴ

ヘビイチゴ


ヘビイチゴを見ると思い出す。
小学生の頃、遊び場の山で怖かったのがオオカミみたいな野犬と蛇。
そしてヘビイチゴがある所には蛇が居て、ヘビイチゴは蛇の好物で食べると襲われると思っていた。
にもかかわらず、つまみ食いをしては口から吐き出してダッシュで逃げて遊んでいた。
美味しく無いし食べなければいいのに、そこは子供のいたずら心というか好奇心だったのだろう。
蛇が食べないと知った時は、もうどうでもよかった。
でも、どうでも良いことが楽しかった。
今になって改めて思う。
そんなどうでも良いことに大事な事が沢山詰まっていたのだなと。



花音便り / 5月9日


花音便り アメリカフウロ


アメリカフウロが咲き始めました。
アメリカ原産で亜米利加風露と書き、花びらの露が風を受けて揺れる景色が思い浮かびます。
わずか5mmほどの可愛い花で、そして葉は陽を浴びて元気いっぱいに両手を広げているみたい。
手振りのリアクションが大きいのはアメリカ原産だから?

【メモ】
医者いらずとも言われる薬草のゲンノショウコと同じ仲間。薬効は無くはないが特に確認されていない。
よく似たゲンノショウコの花は1cmくらいでやや大きく、花びらが丸っこい。また葉の切れ込みが浅い。
葉には天然抗菌成分があって、ジャガイモやトマトと一緒に植えると青枯病にかかるのを防ぐらしい。
有毒成分トリカブトを含み誤食すると危険。



花音便り / 5月6日


花音便り ユウゲショウ


ユウゲショウが咲き始めました。
今年の春に初めてTシャツに描いた、やさしく艶やかな色の花。
1,5cmほどの大きさで、絵ではサイズ感が分かるようにアマガエルの顔を覗かせました。

夕化粧と書き、涼し気で情緒的な名前がまたいい。
名前の由来は夕方に咲くことにあり、昼間でも開花が見られるといわれています。
でも実際は早朝から咲いていました。
夕方に一旦しぼんで朝にまた咲き、中には夕方に開く蕾もあるといった感じでしょうか。
つまり、夕方までの化粧で夕方に化粧直しをしているのでした。
これからまだまだ蕾をつけて9月頃まで咲きます。
どんな時期にどんな場所で、どんな化粧が見れるのかまた楽しみです。



花音便り / 5月5日


花音便り ニガナ


ニガナという1.5cmほどの爽やかな花。
このサイズ感がどうも好き。
そして雄しべが束になった集葯雄蕊(しゅうやくゆうずい)と呼ばれる管がアグレットみたいでお洒落。

薬草のひとつで、茎や葉を切ると白い液が出て苦みがあることから苦菜と書き名前になっているとのこと。
沖縄野菜のニガナとは葉の形も違い別ものだが、栄養が豊富で食べれるらしい。
けっこう身近に食べれるものが多くて驚きです。
そして毎年同じ景色を見ているのに見落としている草花が多くて面白い。



花音便り / 5月4日


花音便り キンポウゲ


初夏を彩るキンポウゲ。
からっと晴れ上がった空に光り輝く花。
今が一番清々しくて気持ちがいい。
暑くなる前に早くTシャツを仕込まねば。

【メモ】
ウマノアシガタ(馬の足形)、別名キンポウゲ(金鳳花)
キツネノボタンは湿ったところに生え、葉は3出複葉。
ミヤマキンポウゲは花の縁が波打っている。
イボミキンポウゲの葉は3出複葉。



花音便り / 5月3日


花音便り コメツブウマゴヤシ

コメツブウマゴヤシ


木漏れ日が地面に降り注いだような黄色い花。
コメツブウマゴヤシ(米粒馬肥やし)といって、3mmくらいの花が集まった1cmほどの大きさが可愛く、一面に群生していました。
花言葉は「小さな秘密」で「希望」や「幸福」などの意味もあるとか。
草に紛れ込んでいるのを見つけた時、まさにそんな気持ちになりました。
5月から7月頃まで咲いているそうなので、他の場所でも見つけてみたいと思います。

【メモ】
江戸時代に馬などの牧草としてヨーロッパから渡ってきた帰化植物。
根粒菌と共生していて空気中の窒素を取り込み土を肥やしてくれる。
よく似たコメツブツメクサよりも葉は倍ほど大きく、上部に細かい鋸歯がある。また、葉の付け根にトゲ状の葉がある。
クスダマツメクサともよく似ているが、花と葉はコメツブウマゴヤシよりさらに大きい。



花音便り / 5月2日


花音便り ボリジ


水彩画のような透明感のある色の花。
ボリジといって、こぼれ種で簡単に殖え全国各地で野生化しているらしい。
ハーブの一種で、花が瑠璃色で葉はレタス(チシャ)として使えることから別名はルリジサ、ルリチシャとも。

この青色、少し部分的に紫がかっているなと思っていたら、
土が酸性だとピンク、アルカリ性だと青紫に変化するらしく、その微妙なバランスで生まれた色ということが分かった。
青い花を白ワインに浮かべるとピンクの花になるとか。
そして色だけでなく花芯も面白い。
5本の雄しべと雌しべ1本がまっすぐ一点に伸びていて先からレーザー光線でも出そうな感じ。

この色といい容姿、一度見たら忘れられない。
狙い撃ち。



花音便り / 5月1日


花音便り ヤマガラ


窓辺にヤマガラ。
かわいいな~。
久しぶりに見た。
昨年、訳あって隣の土地の木が伐採されて、鳥があまり来なくなっていたので嬉しい。

木が無くなったことで、見通しや風向きが変わり、鳥たちが止まる木も変わった。
それに伴って、日当たりが変わり草花の生え方が変わり、訪れる虫たちも変わった。
そこに順応していく姿を見ると逞しいなと思う。
私は適応力が低いので見習わねば。



花音便り / 4月30日


花音便り ナガミヒナゲシ

ナガミヒナゲシ


昨年、新大阪駅の道路沿いで見かけ、今年は家の近くの高速バス乗り場に咲いていたナガミヒナゲシ。
まさか、高速道路を使って旅を広げている?
最近、彼方此方で見かけるようになった。

可愛い花なので抜かずに放置していると、みるみるうちに増えていくらしい。
一株でなんと約15万個の種を持つといわれ、2000年に入ってから爆発的な勢いで広がっているそうです。
また害虫や動物から身を守るための毒を持つため、素手で触るとかぶれるおそれがあるらしい。
恐るべしナガミヒナゲシ。
ケシの実として食べれるそうなので、何かいい使い道や共存できる方法があればいいけど。



花音便り / 4月29日


花音便り ヤマツツジ


山にひっそりと佇んでいたヤマツツジに、ほっと和まされた。
これくらい落ち着いた色合いと咲き具合が丁度いい。

実はツツジの紫色の彩度の高い色分量が眩し過ぎてどうも馴染めない。
侘び寂びの美しさとは別世界にあるような気がする。

万葉集に出てくるのも「イワツツジ」や「シロツツジ」に限定されていて、あまり詠まれていないのが分かる気がする。
品種改良が盛んに行われたとされる江戸時代から俳句に多く登場するので、ツツジの見方や楽しみ方、好みも変わりつつあるのだろう。
21世紀にもなれば美意識も変わって当然。
でも変わらない世界も大切にしたい。

【メモ】
ヤマツツジは赤い花を2~3個つける。 雄しべは5個。
花びらの上側に濃色の斑点がある。
葉先は短く尖り丸っこい。



花音便り / 4月28日


花音便り ミヤマヨメナ


木陰に涼し気な色をなびかせるヨメナ。
これは春咲きのミヤマヨメナ(深山嫁菜)といって、夏から秋に咲くヨメナと区別しているらしい。
どちらも木陰に咲いていて花びらに太陽光が直接反射しないため、より青みがかって綺麗に見える。
その色の塩梅がなんとも上品で見入ってしまいます。
写真では白っぽくなり、うまく写らないのが残念。
花言葉の「隠れた美しさ」はまさに花の奥ゆかしさを物語っている気がしました。

【メモ】
ミヤコワスレ(都忘れ)は園芸品種の呼び名で、紫をメインに白やピンクなど様々な色がある。花言葉も異なる。
ミヤマヨメナの葉には柄があり茎を抱かないが、ヨメナの葉には柄がなくやや茎を抱く。
ミヤマヨマナは深山と書くけれど普通の野山で見ることが出来る。深山はイメージ?



花音便り / 4月27日


花音便り マツバウンラン


春の妖精、マツバウンラン(松葉海蘭)。
わずか1cmほどの花はクリオネを連想し、頭がハート形のものや色んな恰好をした妖精が踊っているかのよう。
花言葉は「輝き」「喜び」。
風に揺らぐ姿はまさにそんな感じですね。

北アメリカ原産の帰化植物で、日本で1941年に京都で発見されたとされる比較的新しい植物。



花音便り / 4月26日


花音便り シロバナコバノタツナミ


よく通る道脇に突然生えてきた1.5cmほどの小さな花。
現れては消えそうな儚げな感じ。
どことなくオバケのQちゃんのような可愛いさも。
なにやらこれ、シロバナコバノタツナミというそうな。
タツナミソウの仲間で、立浪草と書くだけに群生していると波立つように見えてとても綺麗らしい。
残念ながら単独では波のイメージが湧かず、どちらかというと噴水。
やはり第一印象はゆるぎなく「バケラッタ」って感じかな。
いつか群生している姿を見てみたい。

【メモ】
青紫色のコバノタツナミの白花をシロバナコバノタツナミという。
コバノタツナミはタツナミソウの小型ともいわれ、タツナミソウに比べて葉がふわふわとして鋸歯が少ないのが特徴のようです。
また、タツナミ(立浪)をナミキ(波来)ともいい、葉に軟毛が多くビロードのような質感から別名シロバナビロードナミキとも呼ばれている。



花音便り / 4月25日


花音便り フジ

フジ


先日、病院の帰りにバスに乗っていて気が付いた。
藤の季節なんだ。
遠目で見ると里山のあちこちでほんのりと紫がかって綺麗でした。

これは一般的なノダフジと違って蔓が右側へ上がって見える巻き方(左巻きのZ字)のヤマフジ。
近くで見ると雑多とした中で蔓が巻きついていて、花序が短く優雅な感じがあまりしない。
一度でいいから藤棚の2mくらいあるノダフジの風景を見てみたいな。
大阪に住んでいた頃は藤さえ見る機会が無かったので贅沢な話なのかも。

【メモ】
ヤマフジは日本の固有種で中部地方以西の山野に自生する。
ノダフジは蔓が右巻きのS字で小葉の数が11枚以上あり、花序が長いといわれている。



花音便り / 4月24日


花音便り ベニバナトキワマンサク


春に沢山のリボンを広げるベニバナトキワマンサク。
リボンのような花びらは一つの花に4枚あって、いくつもの花が集まっているとのこと。
そして花の横にある丸く集まった固まりが蕾。
まるで春を祝福しているように「おめでとう~」とくす玉のように開かせていました。
マンサクにちなんで、万年豊作「まんさく」、 枝一杯に花が付く「満作」 、春にまず咲く「まずさく」と縁起が良く生垣に人気らしい。
なんともめでたい花ですね。

【メモ】
黄色い花のマンサクは日本固有種で落葉。トキワマンサクは園芸種で常緑とのこと。
トキワマンサクの基本種は白花で、白花の変種がベニバナトキワマンサクと呼ばれる。



花音便り / 4月23日


花音便り シャガ


家の周りでシャガが昨年と違った場所で花を咲かせていました。
年々、野生化が進んでいる感じです。
華やかな装飾が艶めかしく、咲いているとけっこう目を引く。
また木陰を好むみたいで、薄暗いところで見ると白っぽい花がまぶしくさえ感じた。

花言葉は「反抗」「友人が多い」 など。
まるで不良グループみたいな花言葉だけれど、日陰でも元気に咲くことや、土の中で根茎を張って沢山の花を付けることにあるそうな。



花音便り / 4月22日


花音便り スノーフレーク


緑のドット柄が可愛いランプシェードのような花、スノーフレーク。
雨空の下でパート・ド・ヴェールのようなやさしい光を放っていました。
この独特の白さが好き。

【メモ】
中央ヨーロッパ、地中海沿岸地方が原産地で、日本には昭和初期に渡来したといわれる比較的新しい花。
園芸用として渡ってきたのが最近では野生化しているようです。
「花音 旅する植物」の本に載せる候補だった花。



花音便り / 4月21日


花音便り イロハモミジ


庭のイロハモミジが赤紫の花を付け新緑を迎えました。
瑞々しい若葉の色に癒される。

【メモ】
モミジもカエデもカエデ科に属し、植物学的には区別されていない。植物名がカエデでモミジは日本の呼び名。
イロハモミジの名前は、葉が手のひらのように裂けて「いろはにほへと」と数えたことに由来する。
イロハモミジは葉のギザギザが大と小の二段階になっている重鋸歯タイプ。葉は5~7つに裂ける。
ノムラモミジは、イロハモミジに似るが葉の切れ込みが深く最初から色が赤い。



花音便り / 4月20日


花音便り キビタキ

いつもと違う綺麗な鳥のさえずりがしたので窓の外を見るとキビタキがいた。
一瞬でした。
残念。
もう一枚はソウシチョウ。

花音便り ソウシチョウ

ソウシチョウ

木を垂直に素早く登っていく姿はまるで忍者のよう。
ソウシチョウはよく見るけれど、動きが早く、いつも木の隙間から見た残像のような写真ばかり。

うまく写真は撮れなかったけれど、綺麗な鳥に出会えて嬉しかった。
こんどはムギマキ、マミジロキビタキなど、種類を見分けられるくらいじっくりと見たいな。



花音便り / 4月19日


花音便り ムラサキサギゴケ


近未来の乗り物のような形。
毛が生えていて特殊な生物のようにも見える。
ムラサキサギゴケというらしい。
1.5cmほどの小さな花だけれど、色といい存在感があるなー。

【メモ】
よく似たトキワソウ、トキワハゼは、花びらの上唇部は切れ込みがほとんど無く、花は1/3ほど小さく白っぽい。
ムラサキサギゴケは「ほふく枝」を出し,トキワソウなどは出さないといわれている。



花音便り / 4月18日


花音便り ペンペングサ


七草粥に入れるナズナが畑で沢山の花と実を付けていました。
このナズナ、なんと史前帰化植物と考えられていて、約2000年も前から農作物と深い関係があったようです。
そんな昔から人の暮らしと関わりがあったとは驚きです。

ナズナの呼び名は、夏には地上部が枯れて姿を消すことから「夏無(なつな)」、
撫でたいほど愛らしいので「撫菜(なでな)」がなまって変わったといわれています。
また「ペンペン草」とも呼ばれ、いずれも昔から暮らしに寄り添い愛されてきたのが分かります。
そんな背景を思うとより親しみを感じました。

ペンペン草といって果実の形を三味線のバチに喩えられるが、このハート形がどうも顔に見えてしまう。
おしゃべりしているみたいで可愛い。



花音便り / 4月17日


花音便り ナルキッスス・ブルボコディウム


よく通る道の脇に、今年になって突然現れた3cmほどの花。
小さなラッパのような花をつけることから通称「笛吹き水仙 / フエフキスイセン」というらしい。
四方八方に小さなラッパを向ける姿と呼び名が可愛い。

正式名はナルキッスス・ブルボコディウム。
ペチコートスイセンとも呼ばれているようです。
えっ下着姿なの?
なんだか悩ましい名前だけれど、よく見ると細かいフリルになっていて、スカート状の形といいなるほどって感じ。
ただしペチコートスイセンは小型の原種スイセン全般を指し、調べてみると様々な種類がありました。

日本では園芸種とされていますが、最近では野生化しているようです。
春の笛吹く露出狂には注意ですね。



花音便り / 4月16日


花音便り ホトケノザ


ホトケノザが前に見た時よりもだいぶ花を咲かせて目立つようになってきた。
冬を越して何も無い落ち葉の間から生えてくると嬉しくてつい写真に撮ってしまうけれど、2~3週間待ったほうが綺麗なことが分かった(笑)
でも絵にするのは別として、どちらかというと満開よりも花数も少なく咲き始めの方が好き。
咲くまでの過程や、これから咲くといった希望を感じることが好きなんだと思う。

たくさんのピンクの仏さまが手を揃えて立っているみたい。
ここは天国か。



花音便り / 4月15日


頼山陽史跡資料館 クロガネモチ

花音便り クロガネモチ


広島へ行った時に、頼山陽史跡資料館のお庭と広島県立美術館の向かいの道路沿いにあったクロガネモチ。
頼山陽史跡資料館では広島市登録被爆樹木とされ、敷地内で被爆して幹が折れた後に根元から生えた新芽が成長したものらしい。
広島城内でも生き残った木があり、広島県の文化財とされているようです。
広島市内のあちこちで見ることが出来、今まさに再び戦争を起こしてはいけないと物語っているようで、真っ赤な実が印象的でした。

【メモ】
鳥モチが採れるモチノキの仲間で、葉柄と若枝が紫がかった鉄色(クロガネ色)であることから付いた名らしい。
モチノキとよく似るが葉柄が黄緑に対してクロガネモチは紫色。
実はモチノキはまばらに付くが、クロガネモチは房状に固まって沢山付き実のおへそが黒ずまない。
葉は中央で半分に折れ曲がるのも特徴。



花音便り / 4月11日


花音便り ヒヨドリ


ヒヨドリが日課のように訪れ、朝日を見つめて哀愁を漂わしている。
時々先客がいたりするけれど、だいたい皆同じ位置の枝に留まるのが不思議。
鳥にとっては絶景スポットなのかな。

さて私はこれから山を離れて西へ羽ばたきます。
天気が良くてよかった。



花音便り / 4月10日


花音便り ノスリ border=


庭にノスリがいました。
飛んでいる姿は見たことがあるものの、間近で見たのは初めて。
猛禽類だけに鋭い目と表情。
大きさは50cmほどで特別大きくはないけれど貫禄があります。

そしてノスリの前にカラスが立ちはだかるように羽を大きく広げて鳴きに来た。
お互いに羽を広げ合って、しばらくしてカラスは去って行った。
羽を広げると大きくすごい迫力だった。
カラスが何か忠告するように見えたけれど縄張りがあるのかな。
人には分からない様々なルールがあって共存し、バランスが保たれているように感じた。
そんな自然の世界が厳しくも美しく思える。

【メモ】
トビよりも小さいタカの仲間といわれている。
体の大きい種類を「鷲(ワシ)」体の 小さい種類を「鷹(タカ)」と呼ぶことが多いが、分類上で特に区別はないらしい。

ノスリは空中で停止するように飛ぶことが多く、トビは早い速度で旋回するように飛ぶことが多い。
飛んでいる時の羽の先がノスリは5枚に分かれて見えトビは6枚。ノスリの尾は丸くて広く、トビは細い、ノスリはずんぐりとしている。
ノスリのお腹など全体に白っぽいが、トビはお腹も茶色。
サシバは全体に細い印象でお腹や羽模様が明確。



花音便り / 4月9日


花音便り ツルニチニチソウ


葉っぱの傘から覗く姿が可愛いツルニチニチソウ(蔓日々草)。
雨の日も好日。
日々是好日という言葉がすっと降りてきた。
雨の日も笑っているような花姿と、花名からの連想があたまの中で繋がったのだろう。
今あるこの一瞬を大事に日々是好日と思えるように毎日を迎えたいと思った。
名前の由来を調べてみたら、花がニチニチソウに似てつる植物ということである投稿に辿り着き、ニチニチソウを見て同じように思われている方がいた。
ニチニチソウは日々咲き続けるといった感じで開花期間が長いだけにより分かる気がした。
これは近縁種の花だけれど同じように感じられる方がいて面白かった。

【メモ】
名前の由来になっている、よく似たニチニチソウは多色で白やピンク系が多く、開花時期が5~11月頃。
ツルニチニチソウは白か青紫色で、開花時期は3下~5月頃。
またヒメツルニチニチソウも良く似ているけれど、花の大きさは半分以下の2cmくらい。
ツルニチニチソウは葉のふちが斑模様の品種が人気のようでよく栽培されていて緑葉は少ない。
野生化して繁殖しているのはこのような緑葉が多い気がする。



花音便り / 4月8日


花音便り コブシ


白いマントをなびかせて花嵐を受け立つコブシ。
桜も最盛期を迎え春爛漫って感じです。

昨年の秋にデコボコとしたコブ状の実が生っていて、今年になってコブシの実であったことを初めて知った。
そして諸説はあるけれど、それが名前の由来になっていることに。
また「田植桜」「種まき桜」「田打桜」 とも呼ばれ、コブシが咲いたら農家ではサツマイモの苗を植えたり種まきをし、農作業のスタートを知らせる花であったといわれています。
最近では温暖化により開花時期などから変わってきているけれど、昔から日本に自生する生活に密着した花だったようです。

いろんな花や背景を重ねてお花見をするとより一層味わい深くなりました。

【メモ】
コブシにはガク部分に大きな葉が1~2枚付くが、葉の付かないものはタムシバというらしい。
花の蕾を乾かしたものは、辛夷(しんい)とよばれる生薬になる。
また蕾は芳香料に使われる。



花音便り / 4月7日


神医院


昨日は神医院で心臓の方の定期健診。
患者さんが多く、小さな診療所なので診てもらうのもなかなか大変。
半日くらい待ち時間があって、その分入口に咲く桜をたっぷり鑑賞できました。

狭心症は、相変わらず息苦しく時々痛みはあるけれど、どうすることも出来ないとのこと。
ただし肺気腫の方が最近は多いようで、今回はレントゲンも撮ってもらいました。
CT検査などをしないと分からないところはあるけれど、とりあえず問題なく安心しました。
後は神医院だけに神のみぞ知るといったところでしょうか。
とにかく近所でよく診てもらえるので有難いです。


花音便り ムクドリ

電線にムクドリがいた。スマートな鳥だけどけっこう騒がしいのね。
春は鳥たちにとって恋の季節。
大忙しのようです。


神医院の桜

桜は今週がピークかな。



花音便り / 4月6日


花音便り ハクモクレン


ハクモクレンもそろそろ見納め。
花びらは少し黄ばんでだいぶ散っていたけれど、最後の力を振り絞るように輝かせていました。
やさしい光に包まれるような気持ちになり、極楽浄土に咲く蓮を連想した。
そして蓮と同じような独特の気高さ。
名前の由来となっている蓮に似ているというのが分かる気がする。
こんな風に清らかで気高くありたいと思った。



花音便り / 4月5日


花音便り シダレザクラ

シダレザクラ


加東市内にある千鳥川桜堤公園へ絵の資料集めに行ってきました。
枝垂れ桜の名所として、加古川の支流・千鳥川沿いに紅八重枝垂桜が100本植えられているとのこと。

車を降りたところからすぐに見れたのは一重の紅枝垂れ桜。
ほんのりとした淡い色に先だけが紅色なのが綺麗でした。
あまり歩けず八重を見つけることが出来ませんでしたが、一重ならではの可憐な感じに優雅になびく枝垂れが見れたのはよかったです。
こんどは咲いていない時期に来ると枝の付き方が分かりやすいかな。
次に桜のTシャツを作る時は枝垂れ桜を描いてみたいところです。



花音便り / 4月4日


花音便り サラサモクレン

サラサモクレン

サラサモクレン

サラサモクレン

サラサモクレン


昨日のシモクレンに続いて見れてよかったのが、このサラサモクレン(更紗木蓮)。
ソコベニハクモクレン(底紅白木蓮)ともいい、ハクモクレンとシモクレンを掛け合わせた品種だそうです。
他にも呼び名は、ソトベニハクモクレン(外紅白木蓮)、ニシキモクレン(錦木蓮)など色々とあるようです。

底の紅色から淡い色へのグラデーションが綺麗で、内側の白が外側の色を引き立たせているようでした。
また、ふくよかな丸みのある花びらに優しい色合いがよく合っている感じがしました。
このモクレンを見て、絵にする時に何を一番描きたいかの整理が出来、イメージがより鮮明になりました。
見に行けてよかったです。
改めて実際に見て肌で感じることの大切さを考えさせられました。
そして桜の咲く頃、モクレンの花見もなかなかいいもんだなと思いました。

加東市藤田にある播州小山寺にて。



花音便り / 4月3日


花音便り シモクレン

シモクレン

シモクレン


介護タクシーの方にモクレンの話をしていたら、市内で一番大きなモクレンの木があるところへ連れて行ってくれました。
しかもモクレンのハシゴをしたのは初めて。
モクレン好きとしてはたまりませんでした。

ハクモクレン(白木蓮)は終わりかけでしたが、シモクレン(紫木蓮))を沢山見ることが出来、
どちらかというとシモクレンを描きたいと思っていたので見れてよかったです。
ヤノネボンテンカもそうだったように、裏表の表情が違う花びらが魅力の一つです。
今年は何とか再挑戦して描いてみたいところです。

【メモ】 モクレンは基本的にシモクレンを指す。
カラスモクレンは花の色が濃い。
ソコベニハクモクレン(サラサモクレン)はハクモクレンとの交雑種で色が薄い。その他交雑種はいくつかある。
モクレンは上向きに半開で咲き、花びらは9枚ではなく6枚で3枚がガク。
コブシは白花が基本で多方向に全開で咲き、大きな花びらが6枚と小さな半透明のガクが3枚隠れていて、そこに目立つ葉が1~2枚付く。



花音便り / 4月2日


花音便り ホトケノザ


家の横で出会ったホトケノザ。
仏さまが1尊。
ソロ活といった感じです。

ホトケノザ(仏の座)は、段々になった葉から三階草という別名があり、仏教の三界にたとえた三界草ともいわれています。
三界は輪廻転生をくりかえす 「欲界、色界、無色界」の世界を意味しているそうです。
下の葉か欲界、真ん中が色界、上段の葉が無色界、その台座に咲かせる花が悟りを開いた仏さま。
そんな風にして見ると、悟りを開くまでに様々な生涯があったのだなぁと、一つの花に命の尊さを感じました。



花音便り / 4月1日


花音便り スギナ


スギナに沢山の朝露がついていて綺麗でした。
放射冷却による朝露なのか吸い上げた水が葉から溢れ出しているのかは分からないけれど、とにかく瑞々しく、棒状の葉を四方八方に伸ばして太陽の光を目一杯に浴びて気持ちよさそうだった。

スギナが栄養茎でツクシが胞子茎として別々に出てくるので食用面からもツクシと区別して呼ぶのが一般的ですが、スギナとツクシは地下の茎で繋がっていて植物自体としてはスギナと呼ばれています。
このシダ植物であるスギナはトクサ属トクサ科の原始植物とされ、4億年前にカラミテスと呼ばれるものは高さ30mまで成長して森をつくっていたそうです。
それらは地中の石灰層となってトクサの仲間たちの多くは絶滅したけれど、スギナは唯一の生き残りなのでした。
ある意味、無駄を省いた究極に進化した姿なのかもしれないと思った。

今までツクシばかりに気を取られていたけれど、改めてスギナという植物に感動した。
そしてそんな姿のスギナが愛おしく思った。


花音便り ツクシ



花音便り / 3月31日


花音便り ボケ


里山を真っ赤に染める木瓜(ボケ)の花。
連なった丸い花が、江戸時代に人気だった鹿の子絞りの赤紅染めを思わせる。
早咲き種を寒ボケ、遅咲き種を春ボケ。
最近は温暖化による季節ボケ。

【メモ】
日本原産の背丈の低い草木瓜(クサボケ)、中国原産の淡いピンク色から白色の花を咲かせる真木瓜(マボケ)と木瓜(ボケ)の3種からなり、200を超える品種が栽培されている。
日本には平安時代に渡来したといわれる歴史ある植物で、鑑賞だけでなく、生薬、染料としても利用されている。
染色の歴史は浅いが、枝葉はよい色に染まる優良な染料材。



花音便り / 3月30日


花音便り ハクモクレン


白木蓮(ハクモクレン)のやさしい丸みを帯びた花びらに、すべてを包み込むようなぬくもりを感じる。
そして空を仰ぐように上向きに花をつける姿を見ると前向きな気持ちになります。
今年はそんな白木蓮の絵が描けたらいいな。

花音「旅する植物」の本に、地球上で最古の花木と言われる被子植物の一つとして登場します。
一億年前から今も尚咲き続けている白木蓮に時を超えたロマンを感じます。



花音便り / 3月29日


花音便り ヒヤシンス


菜種梅雨にヒヤシンスの青紫が心なごみます。

ヒアシンスは、漢字で「風信子」と書き、「風信」は風の便りという意味があるそうです。
春の訪れとともにヒヤシンスの香りが風に運ばれてくるような何とも風情のある言葉。

しかしコレ何と読むのだろう・・・かぜ のぶこ?
調べてみると、風を「はや」「ひや」と読み、信子を「しんす」と読むらしい。
最近は特に読めない人の名前も多く、当て字に改めて面白く思った。

ちなみに「花音」と書いて、ハナネティーシャツリビングと読みます。
冗談です。
Hanane T-shirt Livingが正式名称で略して「花音」です。
ややこしいです。



花音便り / 3月28日


花音便り シジュウカラ

シジュウカラ


久しぶりにシジュウカラが庭にやってきた。
特に後頭部から首辺りが好き。
お行儀よく脚を揃えて、さえずっていました。
まるで歌うように。
その声を聞くだけで幸せな気持ちになった。

シジュウカラの鳴き方は200種類ほどあるといわれるけれど、
地方によって食べ物や害敵が違うことで鳴き方も違ったりしないのかな。
方言とか流行語、省略語、丁寧語などもあるのかな。
と妄想にふける朝でした。



花音便り / 3月27日


花音便り レンギョウ


まだまだ寒さが残りますが、レンギョウの鮮やかな黄色が温かい気持ちになりました。
華やかでありながら、こぼれそうに下向きに花を咲かせる姿が何とも淑やかです。
そして開花と同時に葉が付いているこのレンギョウは、これから葉が大きくなるにつれて存在感が増しそうです。
来月にはそんな姿も見れるかな。

レンギョウは総称です。
様々な種類があって最近では交配種も多く、様々な説があり見分け方が統一されていなかったので種類までは特定しないでおきます。



花音便り / 3月26日


花音便り 雪柳


近所のお庭で静かに咲いていたユキヤナギ。
ソメイヨシノもあちこちで開花し始めて気が付けばもうすぐ4月。

このユキヤナギとソメイヨシノとの関係が面白く、
関東ではユキヤナギの1週間から10日後にソメイヨシノが開花することが多いらしい。
今年は何日からユキヤナギが開花したのかは分かりませんでしたが、
昨年は関西でも計ったように10日後にソメイヨシノが開花していました。

今週末の関西は天気も良いみたいですが、みんなはお花見かな。
私は家の中でみんなの投稿を楽しみにしています。

【メモ】
ユキヤナギが植えられているのはよく見かけるものの自生は少なく地域的に絶滅が危惧されているらしい。
この自生については、中国から渡来したという考えと日本の在来種とする考えがあり見解は統一されていないようです。



花音便り / 3月25日


花音便り ムスカリ


春を告げる小さな花の一つ、ムスカリ。
里山で野生化したのしか見たことが無く、品種改良されたのがあるのを知ったのはつい最近のこと。
てっきり別の花と思っていました。
栽培される方も多く人気のようです。

日本での花言葉は「寛大な愛」「明るい未来」「通じ合う心」 。
まるで悪い宗教の勧誘みたいに思ってしまう。
それに対して西洋では「絶望」「悲嘆」「憂鬱」などといった正反対なのが面白い。
実はこのフジツボみたいな形の花が苦手で、私にとっては絶望といった感じ。

何事にもプラスとマイナス面があるように、好きになれるところはないかと今回は視点を変えてクローズアップしてみました。
壺の中へと吸い込まれるようで夢に出そうです・・・。



花音便り / 3月24日


花音便り テントウムシ


縁起がいい幸せのシンボルとされるテントウムシ。
今更だけれど、黒い点(テン)が10(トウ)あるからテントウムシって呼ぶと思っていたら、それはトホシテントウだった。
そして一般的に言われるテントウムシはナナホシテントウのことで黒い点が7つだった。
テントウムシは総称で、斑点の数で名前が変わることに納得。
そして斑点をホシ(星)といい、太陽に向かって飛んでいくから天道虫と書くことに面白く思った。
「星」と「太陽」、まるで宇宙を表しているようだ。
太陽神の使いの虫であるといわれるのも奥が深そう。
もしかすると宇宙の使者?



花音便り / 3月23日


花音便り アリッサム


お墓参りの道中で見かけた1cmほどの花。
植えてあるのか雑草化しているのか分からないような状態で群生していて見事でした。
円盤のようなめしべに金色のプチプチとしたおしべが面白い。

調べてみると一般的にアリッサムと呼ばれている花でした。
ただしアリッサムはニワナズナのことで、紛らわしいので区別してスイートアリッサムと呼ばれることも多く、
品種改良されたスーパーアリッサムをはじめ多くの品種と名前があり、一概には言えない感じです。

そんなことよりも興味を持ったのはこの繁殖力。
植えてはいけないと言われるほど繁殖力が旺盛らしい。
実はお墓の草抜きをせずに済む、雑草を雑草で制するようなグランドカバーとなる植物を探しているところです。
低い草丈の花で開花期間が長く生命力の強い植物求む。



花音便り / 3月22日


花音便り シロハラ


シロハラが一生懸命に落葉をはねのけて餌を探していた。
豪快にバサッバサッと落ち葉へ頭ごと突っ込み、時々首を伸ばして頭を傾げる。
落ち葉返しを長時間していたが、食べている素振りが無く闇雲にやっている感じ。
そんな姿が愛おしかった。

そういえば、今部屋に飾ってあるLimeLightさんの3月のカレンダーもシロハラだ。
写真を見ると、落ち葉返しをしていたのかなと思ってしまう。

実はこのシロハラ、鳴管に特徴があるそうで一度に2つの違う音を同時に出すことができるらしい。
凄いな~まるでメロディーを奏でながら伴奏もできる複音ハーモニカみたい。
地味な鳥だけどいろいろと見る目が変わった。



花音便り / 3月21日


花音便り ミチタネツケバナ


雪化粧をしたミチタネツケバナ。
寒さをぶり返しながらも陽射しは春。
静かな季節の移り変わり。



花音便り / 3月20日


花音便り キュウリグサ)


小さな春を見つけた。
わずか1〜2mmくらいの花、キュウリグサ(胡瓜草)。
この小ささと淡いブルーが可愛い。

名前の由来は葉や茎を揉むと胡瓜の匂いがするからとの事。
胡瓜は好きでもそれほど香りが好きという訳ではなく、あまり分からなかった。

花言葉は「小さくても夢は大きい」「愛しい人へ」など。
「西の魔女が死んだ」で、主人公がこの草の健気な姿に心を開いていった花。
映画では最初と最後に登場し、花言葉とリンクしていたように思う。



花音便り / 3月19日


花音便り ヒマラヤユキノシタ


雪解け水のように咲きこぼれるヒマラヤユキノシタ。
ヒマラヤ山脈の雪の下から流れるように花序を成す景色を想像します。
寒さがぶり返す中、やさしい薄紅色に心が解きほぐれました。

名前の由来は、ヒマラヤ原産のユキノシタ科から名づけられていて、
ユキノシタの名前の由来には諸説あり、ユキノシタという花の白い花を雪に見立てて、その下に葉があることから「雪の下」とする説や、常緑なので冬も雪の下に青々とした葉があるからとする説、「雪の下」ではなく「雪の舌」だという説もあります。
いずれも葉が主体になっているところが不思議です。

ヒマラヤユキノシタは3月23日の誕生花。
もうすぐですね。
花言葉、冷たい雪の下でも枯れることなく、春にピンク色の花を咲かせる姿が由来した「秘めた感情」「深い愛情」など。
誕生日の方にそんな気持ちを添えてプレゼントするのもいいかも。



花音便り / 3月18日


花音便り タネツケバナ


わずか5mmほどのタネツケバナの花が、ミチタネツケバナの横から咲き始めました。
約2千年前から在来しているタネツケバナと、昭和にヨーロッパから渡来したとされる同じ中間のミチタネツケバナ。
いとこ同士の時を超えた再会といったところでしょうか。

生える場所はそれぞれ言われてますが、環境に適応したのかどちらも場所を選ばず生えてくることが分かります。
逞しいです。

花言葉は「勝利」「不屈の心」「情熱」「燃える思い」
盛んな繁殖力からなのか、清楚な花にかなり暑苦しい花言葉がついています。



花音便り / 3月17日


花音便り アセビ


アセビが花を咲かせていました。
白花はついフジツボを連想してしまいます。
全草に毒があって、馬が食べれば酔うようにふらつくことから「馬酔木」と書き、
昔から害獣避けに植えられたり、害虫駆除に抽出した成分を散布するなどして使われたそうです。
いわゆる自然農薬といったところですね。
今年は害虫スプレーを作ってみました。

アセビの毒

匂いは花も一緒に煎じたせいか悪くなく、どちらかというと薬草茶のような香りでした。
美味しそうだけれど飲んだら大変危険です。
これからの季節に活躍してもらえたらいいなぁ。



花音便り / 3月16日


花音便り シメ


窓の外にシメのメスがいました。
見返り美人といったところでしょうか。
今回は違った角度で羽の模様が見れて綺麗でした。
飾り羽のトゲのように凸凹と出っ張っている特殊な形までは分かりませんでしたが。
クチバシも特徴的で夏になるとクチバシの色がピンクから銀色になるらしく見てみたいところです。
そしてクチバシは30kg以上もの力で堅い種子でも割って食べることができるとのこと。

ちなみに私は握力が弱く30kgもありません。
すごいなーと思う。



花音便り / 3月15日


花音便り アオサギ

アオサギ

アオサギがコロニーを作って繁殖期を迎えました。
ひとりで佇んでいるのもいれば、つがいで何やらしている姿も。
まるでアパートメントをのぞき見しているような変な感じ。
そんな趣味はないがけっこう面白い。
1mくらいの大きな鳥だけに存在感がすごかったです。

アオサギ

アオサギ



花音便り / 3月14日


花音便り 河津桜


今までとは違った桜の絵が描けたらと、家の近くにある佐保神社へ河津桜を見に行ってきました。
早咲きの桜で、カンヒザクラとオオシマザクラの自然交配種だそうです。
河津桜は今まで見たことが無く、こんなに優しい感じの桜は初めてでした。
丸みのある花びらと温かみのある色合いにほっこりと和みました。
また、咲き始めは濃いピンク色で満開時にはピンク色になり、そして約1カ月に渡って徐々に色あせていくのが特徴だそうで、
時期的にちょうど両方のピンク色が見れたのもよかったです。



花音便り / 3月13日


花音便り カラスノエンドウ


カラスノエンドウが生えてきました。
土の中の窒素を増やして土地を肥やし、テントウムシなどの益虫をはじめ沢山の虫を呼び生態系を豊かにする優等生。
そして約2000年も前から農耕との関係が深い存在(史前帰化植物)だそうで、畑づくりに生やす農家さんも多く、そういった自然との共存に素晴らしく思います。
カラスノエンドウが生えてくると、虫やそれをエサとする生き物も活動を始めだすので、いよいよ本格的に春が始まったなと思う。
賑やかな一年の始まりですね。
「旅する植物」には珍しいシロバナカラスノエンドウを載せているのでよかったら見てみてください。



花音便り / 3月12日


花音便り ウメ


桃栗三年柿八年
枇杷は九年でなり兼ねる
梅は酸いとて十三年

物事は朝夕で出来るものではなく、それ相応の年月がかかるという教えより。

さらに
柚子の大馬鹿十八年
林檎にこにこ二十五年
銀杏のきちがい三十年
女房の不作は六十年
亭主の不作はこれまた一生
と続きがあるのは知りませんでした。
地方や時代によっていろいろと言い方はあるようですね。

そんなことで、今日を焦らずのんびりいこうと思う。
ずっとのんびりしてるやん、と声が聞こえてきそうですが・・・。



花音便り / 3月11日


花音便り オオイヌノフグリ

オオイヌノフグリ


オオイヌノフグリが地に広がり、落ち葉がまたたく間に緑に包まれ、陽が当たると青白い花がキラキラとして綺麗でした。
別名「星の瞳」 との素敵な呼び名があり分かる気がした。
英名はキャッツアイ「猫の瞳」 だとか。

大犬の陰嚢 ・・・残念です。

【メモ】 花言葉の「忠実」「信頼」「清らか」は、
十字架を背負うキリストの姿に心を打たれた聖女ベロニカがスカーフを差し出したところ、キリストの顔の汗を拭ったそのスカーフにキリストの顔が浮かび上がったといわれ、その慎んだ行動にちなんで付けられたそうです。
花言葉にそんな背景があったとは、この花の美しさを物語っているように思いました。



花音便り / 3月10日


花音便り コハコベ


春の七草の1つハコベが咲いていました。
清楚で可愛い花。
子供の頃にお弁当に入っていて、母が言うには食べ物があまり無かったからだそうです。
今思うと逆に贅沢に感じます。

ハコベは約2千年前にムギ類の栽培伝来とともにやってきたそうで、遠い昔から人の暮らしと深い関係があったようです。
そんな様々な環境を乗り越えて生存してきた逞しい花にロマンを感じました。


【メモ】
こちらはコハコベで、他にミドリハコベもありますが一般的には区別せずに一緒にハコベと呼ばれているそうです。
コハコベ
・花柱が3本で雄しべは1~7個。
・茎の色が赤紫色。 緑色のものもある。
・茎はよく分枝し、片側にだけ1列に軟毛が生える。
・比較的に横たわって生える。
ミドリハコベ
・花柱が3本で雄しべは4〜10個。
・葉が大きい。
・茎の色が緑色。
・立ち上がるように生える。
ウシハコベ
・花柱が5本で雄しべは10個。



花音便り / 3月9日


花音便り ヒメオドリコソウ


ヒメオドリコソウも落ち葉から顔を出しました。
葉の間から覗く1cm足らずの小さな可愛い花。
でも花は少ししかつけておらず、踊るにはまだ少し早そう。

【メモ】 名前の由来は、オドリコソウという白い3cmくらいの花よりも小さいことから「姫」がつき、
花姿が笠をかぶった踊り子に似ているからとのこと。
ヒメオドリコソウとよく似たホトケノザは、葉より上に上向きに花が咲き、葉は赤紫色にはならない。



花音便り / 3月8日


花音便り フキノトウ


落ち葉から顔を出すフキノトウ。
落ち葉の茶色の世界から再生する緑に生命力を感じる。
春の到来だ。
春は地面からというようにこの瞬間がたまらない。

フキノトウといえばつい食べることを考えてしまうのだけれど、なんと縄文時代から食べられているそうで食の歴史には驚きです。
そして栄養が豊富で冬に体にため込んだ脂肪や老廃物を排出するのを助けてくれるのが山菜でありフキノトウといわれ、特に肝臓が弱っている私には摂取したいところ。
但し食べ方には注意が必要で、十分なあく抜きをして過剰摂取をしないことが大事とのこと。
国立健康栄養研究所によると、肝毒性のおそれがあるピロリジジンアルカロイドを含まれるが通常の食事から適切に摂取する場合はおそらく安全とされているようです。



花音便り / 3月7日


花音便り オランダミミナグサ


どこからやってきたのか、突然庭に5mmくらいのつぼみをつけた花が出てきました。
オランダミミナグサ(和蘭耳菜草)というらしい。
春の七草のハコベに似ているが花びらの切れ込みが深くなく、毛が多くふわふわとした丸い葉っぱが可愛い。
動物の耳を連想させるから耳菜草というらしく、在来種のミミナグサは花の柄が長く広がるように花をつけるとのこと。
もう少し暖かくなって咲いている姿を見てみたい。

花言葉は「聞き上手」
ゴルゴ風に「用件を聞こうか」と聞いても答えはしない。
どうやら、ねずみの耳にちなんだ花言葉らしい。



花音便り / 3月6日


花音便り キクザキリュウキンカ


展示会を終えて久しぶりに家の周りに目を向けるとキクザキリュウキンカ(菊咲立金花)が咲いていました。
まだ肌寒い時期にこの花を見ると、春の陽だまりを感じ温かい気持ちになる。
特につぼみから開きかけが好き。

キクザキリュウキンカ

花言葉は「あなたに会える幸せ」。
なんて素敵な花言葉。

メモ: ヒメリュウキンカよりかは花が大きく、5月頃に水辺に咲くリュウキンカほど大きくはなく葉のギザギザは浅い。

  1. 2024-05-19 / Category
  2.   花音便り       
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Tei Kobashi

Tei Kobashi
衣を通して心のつぼみに「花」が咲くような想いになれたら。「音」が響き渡るように伝わることができたら。人肌そしてハートに近い「T-shirt」。肌感覚で身にまとって「Living」。世界でたった一つの大切な個性があるからこそ、自分だけのオリジナルで生活を楽しく優雅にできることを願って。

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