
本日をもちまして響展、終了いたしました。
お越しくださいました皆様、ありがとうございました。
響展は今回で三回目となり2年ぶりの開催でしたが、
お陰様でレピーターの方も多く盛況にて終えることが出来ました。
暑い中、何度も足を運んでくださる方もいて、
お客様から観に行ってよかった、感動したなどの声を頂くと、やってよかったと思いました。
この場所でしか会えない方たちや、この場所ならではの映える作品。
コラボによって様々な角度から見ることが出来る作品。
有意義な展示会でした。
いつも温かく迎えてくださるホンダ陶芸、ギャラリーの皆さん。
色々とサポートしてくださり、ありがとうございました。
写真は今回コラボをした富永さんと記念に。
- 花 音 日 和 2014-07-31 / Category
- 展示会


只今開催中の響展は半ばを迎え、残り後1週間となりました。
会場は大きな窓からの自然光が沢山入り、広々としたとても気持ちのいい空間です。
テレビ番組「大改造!!劇的ビフォーアフター」に出演されていた匠、水谷嘉信さんが手掛けられたそうで、
ゆったりとした気持ちにさせてもらえる会場も見所の一つです。

入口を入ってすぐに金魚の作品が会場へと導きます。

そして、DMに載せていた金魚の作品と、富永さんの「洋梨」の作品が最初に。
こちらはパフューム入れになっています。

会場入って右側は、新作の睡蓮と蓮の作品。


ベジタブルをイメージして作られたと言われる、鮮やかな色がとても綺麗な「ベジベジ」という作品や、
海月を連想しそうな、シンプルにガラスの透明感が美しい「カタマリ」という作品など
Tシャツに並んで瑞々しい構成になっています。

正面窓側には逆光となるのもあってTシャツは飾らず、
富永さんのコーナーですっきりと。
「ミズタマリ」をイメージした器の作品など、
窓から光がガラスに透過して面白い表情を出しています。

「キロク」という作品は、ガラスの中に貝やウニなどが真空によって宙に浮いた状態で
閉じ込められていて印象的な作品。


こちらは孔雀を中心とした鳥のコーナー。
フクロウの下には、オカリナという作品があり、鳥と奏でそうなイメージです。

今回特に人気のチュニックTシャツの孔雀。
とってもお似合いでした。


こちらは海のコーナーでまとめました。
蛸が3枚並ぶとかなりインパクトがあります。

その下には、ウニに種が付き花が咲くという物語の作品。
「ウニとくものたね」と「ウニとくものはな」
独特の質感と愛らしいフォルムが魅力的です。


今回初のガラス作家さんとのコラボでしたが、
ガラスの質感は布との相性がとても良く、
今回Tシャツは、透明感のある色にこだわったのもあって、
富永さんのガラス作品といい感じで響き合っています。
そして、会場が変わると作品の映え方が変わって、また違って見えるのが面白いところです。


是非、生での質感や色合いを会場でご覧頂きたく思います。
- 花 音 日 和 2014-07-25 / Category
- 展示会

アルゼンチンにお住まいのヴァイオリニストの方からのオーダーで、
ネットでたまたま見た私の蛸作品を気に入ってくださり、
ステージ衣装にしたいとのことで、襟付きシャツに描いた作品です。
女性に絡み吸い付き、
バッサークレメンツのヴァイオリンを奏でる蛸。
女性のヒップから脚への部分は、ちょうど写真が途切れて写っていませんがご了承ください。
リクエストであった、このヴァイオリンのヘッド部分には、顔が彫られているのが面白いところで、
ヴァイオリンの音色を想像するとドラマチックです。
葛飾北斎さんの「海女と蛸」の作品を連想をさせますが、春画に楽器が入ることで
また別の艶味が加わり、私はオス蛸を用いて花音テイストで表現してみました。
しっかりとしたツイル生地で、抜染と暈しがしにくくあったので、白の顔料で線描きをメインにしたことで、
今までとは違った面白い味を出すことが出来きたように思います。
海を越え、絵を通じて繋がり合えることに嬉しく思います。ありがとうございました。

※シャツはメーカーさんの在庫限りとなり期間限定となりますがオーダーも承っております。
在庫状況など詳しくはこちらでご確認ください。
http://www.united-athle.jp/ua_item/ua_CABCLOTHING/1647-01.html
- 花 音 日 和 2014-07-24 / Category
- 作品 / オーダー

渋め路線のキャミソール。土佐錦魚(トサキン)。
金魚の女王と称される高知県の天然記念物でもあり、扇のように広がる尾びれが綺麗です。
美しいフォルムが引き立つよう、抜染の濃淡を活かしてシンプルに表現してみました。
土佐錦魚が体をねじったところや、段差になった体の膨らみに沿って
鱗の配列が変にならないように描くのに、細かすぎて布に下書きが出来きず、
一発勝負だけに気を張りました。
いつか高知県でも展示会をしてみたいな。
- 花 音 日 和 2014-07-15 / Category
- 作品 / 魚・海の生物


花音で人気のモチーフの一つである蓮花。
先日の平池公園での蓮からインスピレーションを得て、
今回は新しく展開していますキャミソールに、今までとは違った手法で描いてみました。
抜染して顔料の白に色を重ねることで、パートドヴェールのような独特の質感になりました。
響展でコラボする富永 一真さんのガラス作品と布がどのように響き合うかお楽しみに。
響展、いよいよ7/17より開催!
- 花 音 日 和 2014-07-15 / Category
- 作品 / 草花-春夏

花音ならではの3色の抜染法則を使って描いた、新作の睡蓮Tシャツです。
最初に花びら1枚ずつを3段階にグラデーションをかけて色を抜いて明度をつくった後、
3色を使ってグラデーションをかけて色を挿して彩度をつくり、
輪郭のハイライト部分にラインを入れて際立ちさせ、最後に画面全体の色相バランスを整えます。
手間暇がかかりますが、顔料の色味だけではない、抜染特有の独特の色合いで表現することができます。

多色使いで描きました睡蓮。メランジグレーにピンクが映えます。

抜染をすると白がくすんでしまうので、今回花は着色のみで描きました。
白のトーンを変えて出来るだけ白を少なくして、輪郭部分には水色のラインを入れることで、
白を際立たせるようにしています。
清楚な感じで着れるように葉はピンクのラインのみでシンプルにしてみました。
来週から始まります、響展で出展の作品です。
- 花 音 日 和 2014-07-11 / Category
- 作品 / 草花-春夏

新作のウミガメTシャツです。着色抜染で黄緑色に描きました。
こちらも花音では人気のモチーフのひとつで、7/17からの響展で出展する作品です。
ハワイでは"Honu(ホヌ)"といい、幸運を運んでくれるといわれ「海の守り神」とされています。
是非、ウミガメTシャツで縁起をかついでみてはどうでしょう。
- 花 音 日 和 2014-07-09 / Category
- 作品 / 魚・海の生物


オリジナルで描きました、新作のタコTシャツ。
今までには無かった構図で着色抜染をしました。
そして面倒な作業でしたが、一つひとつの吸盤にラインを入れて引き立たせています。
肩に頭がきて前後に足が広がるバージョンです。

花音で密かに人気が高いタコTシャツ。
新作のタコ三枚でタコ三昧。
関西の一部では、半夏生の7月2日をタコの日として、
タコの吸盤のように吸い付き地に根付き、四方八方に伸びる足のように末広がるようにと、
農業の繁栄を願ってタコを食べる風習があるようです。
そんなタコを身に纏い縁起を担ぐのはどうでしょう。
- 花 音 日 和 2014-07-02 / Category
- 作品 / 魚・海の生物
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